戦後日本の教育は我が国の高度経済成長を支えた人材を育成し一定の評価を得ています。
しかしながら、1970年代後半からは、いじめ、不登校、学級崩壊、そして、少年犯罪が続発しています。あり得ない、あってはならない事件が多発するこのような現状を改革する必要性は誰しもが認めるところであります。犯罪の低年齢化や学力低下にみられる社会問題は、日本社会が重視してきた道徳観に再び深く踏み込んで議論しなければならない大きな問題です。また、一刻も早く手を打たなければならない緊急性をも持ち合わせている問題でもあります。このような問題意識から、我々は、国内はもとより海外にもネットワークを広げ、あらゆる角度から調査・研究をし、集めたデータを分析してきました。その結果を、失われた道徳心を養うための基本的なモラルの4原則にまとめました。
1. 人に親切にする
(相手の気持ちを思いやり、手を差し伸べる優しさと勇気をもとう)
2. 嘘をつかない
(嘘がなくなれば、人を疑わなくていい。疑うのは辛いこと、疑われるのは苦しいこと)
3. 法を犯さない
(命は大切・・・ルールを守ろう)
4. 勉強をする
(基礎学力は、知識となり、「生きる力」となる。「生きる力」は、考え、決断し、切り開く力)
これらの4つのマナーは、普及して実践されて、初めて、効をなすものであります。
子どもたちが自然に身についていなければならない道徳心を養うために、より多くの
人にもう一度、人間形成の基礎となるモラルを確認してもらいたいと願っております。
Be nice
Be honest
Keep rules
Keep learning
人間は、本来、優しさ、素直さ、思いやり、探求心を持っています。
よりよい社会を築くために、みんなができるこの4つのマナーを、守っていきましょう。
あなたの内にある、優しさ、素直さ、思いやりの心、探求心を育てて、引き出していきましょう。
周りにいる人の、優しさ、素直さ、思いやりの心、探求心を認め、感謝しましょう。
あたりまえのことを、あたりまえに。私たち一人一人が変われば、世界が変わります!